英検2級は難しい?!英語が苦手な人でも合格できる勉強法

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先日、うちの子が英検(実用英語技能検定)2級に合格しました。

2級というと、レベルは高校卒業程度と言われていて、最近では大学受験において英検2級を取得していれば英語のテストが免除になる大学があるくらいなので、決してやさしいレベルではないです。

うちの子は高校2年生の冬(1月に行われた英検2級試験)に受験して、一次の筆記試験と二次の面接試験の両方とも一発で合格しました。

とはいえ、うちの子は英語が決して得意だったわけではなく(どちらかというと英語は苦手でした)、高校は一応進学校ですが、学校の定期テストはいつも平均点かそれ以下。成績はクラスでも真ん中よりも下のほうで普段はまったく勉強しない子でした。

そんなうちの子が一念発起して、わずか70日間(10週間)の勉強で英検2級に合格したのです。

ちなみに、英検の勉強を開始した頃に河合塾の「大学入試共通テストトライアル」の模試を受験したのですが、英語の偏差値は39.2という散々な結果でした。中学の頃に英検3級を受験して合格はしているものの、その後に受験した英検準2級(2級の下の級)は落ちており、今回はそのレベルからの2級へのチャレンジでした。

前述したように英検2級合格は決して簡単ではありませんが、約2ヶ月間の準備期間をとり、しっかりと対策をおこなって勉強すれば必ず合格することができます。

このブログでは、英語があまり得意じゃないけど、どうしても英検2級に合格したい人のために、英検2級に一発合格したうちの子の体験をもとにした英検対策の方法や勉強方法などを、余すところなくお伝えできればと思います。

ぜひ、最後まで楽しんでお読みください!英検2級合格の一助になれば嬉しいです。

英検2級の試験内容

まず英検2級に合格するためには、英検2級試験がどのような形式で行われて、どのような問題構成になっているのかを知る必要があります。

私もはじめは英検2級が一次と二次の2つの試験を突破しないと受からないことすら知りませんでした。なので、まずはインターネットで情報収集をしましょう。

「英検(実用英語技能検定試験)」は、しっかりとした公式ホームページがあるので、最初はそこから情報収集するのがよいと思います。公式ホームページには無料で過去問(過去3回分)も掲載していますし、二次試験である面接の対策動画(バーチャル面接)も非常に参考になるので、目を通しておくことをおすすめします。

▼英検公式ページ
https://www.eiken.or.jp/eiken/

ただですね。ここのホームページ、初めて訪れた人はどこから見たらよいか、ちょっと分かりづらいです。

なので、試験内容のことが知りたい人はGoogleで「英検2級 過去問」と検索すると目的のページに直接飛ぶことができるのでおすすめです。念のため、試験内容が掲載されているページのURLも掲載しておきますね。

▼英検2級の試験内容・過去問|英検公式ページ
https://www.eiken.or.jp/eiken/exam/grade_2/

上記ページをくまなく読んでいただければわかることではありますが、ここでは英検2級の概要について簡単にご説明します。

英検2級は、一次試験(筆記とリスニング)と、二次試験(面接形式)に分かれています。

一次試験の概要

リーディングとリスニングは全て四択のマークシートですが、ライティング(大問4)は記述式の英作文となっています。試験時間は、筆記(リーディング+ライティング)が85分間、リスニングが25分間の合計110分となっており、休憩などはありません。

二次試験の概要

面接は、面接官1名と受験者1名の一対一で行われ、時間は7分程度です。

はじめにカードが手渡され、上半分に記載された英文(パッセージ)の音読。その後面接官から音読した内容について質問があります(No.1)。次にカードの下半分に記載されている3コマのイラストを英語で説明(No.2)。次に、カードを伏せるよう指示があり、面接官から質問があり、賛成か反対か自分の意見を述べる(No.3)。次も面接官から質問があり、Yes か No で答え、その理由を自分の意見として述べる(No.4)。

上記に加え、アティチュード(態度)で評価されます。

英検2級合格のための勉強方法

まずは現在地点を知ることから始めよう

まず勉強をスタートする前にやるべきことがあります。それは、自分の現在地点を知ることです。現在地点とはすなわち、合格までの道のりにおいて自分が今どの地点にいるのかを明らかにすることです。そのためにまずは過去問を解いてみましょう。

過去問を解くことで、いろいろなことが見えてくると思います。「分からない単語がいっぱいあるな」とか「長文は時間が足らないな」とか「全く歯が立たない・・・」などということが分かるかもしれません。

はじめて過去問を解くとほとんど解けず心が折れてしまいそうになるのですが、はじめはそんなものです。解けなくても気にしないようにしましょう。大切なのは自分の現在時点を知ることなので。

とは言え、英作文(ライティング)以外はすべて四択問題なので、適当に解いても1/4の確率で当たる可能性があるので、全体の25%程度は正解できると思います。もし、25%しか点数が取れていないようなら四択でたまたま当たっただけなので、ゼロから勉強しなければならないことが分かります。

ちなみにうちの子は、勉強を開始した当初、29%しか取れませんでした。(ちなみに、このときは英作文は解かなかったので英作文を省くと、35%の正答率ということになります)

英検2級の合格ラインは6割程度と言われていますから、ここから得点を2倍近くまで持っていかなければなりません。うちの子の場合は、このスタートラインが試験日まで残り70日の状態でした。

英単語を覚えることが合格の近道になる

うちの子と同じようにゼロから勉強しなければならない人は、合格するためにまずは英単語をしっかり覚えましょう。英単語は覚えるだけで効果は絶大なので最優先にすべきです!

どうして英単語が効果絶大なのかというと、英検2級の場合、英単語(=語彙力)が身に付けばそれだけで解ける問題が多く出るからです。

また、単語が分かるようになると長文問題もなんとなく書かれていることが理解できるため、得点に結びつきやすいというメリットもあります。単語力を身につけることが合格までの近道となるのです。

だけど英単語を覚えるのって時間がかかりますよね。何度も繰り返し単語に触れて記憶に定着させる必要があるため仕方がありません。でも逆に言うと時間がかかるからこそ、ゼロから勉強する人が最初に手を付けるべきなのは英単語なのです。

ちなみに、英検2級に必要な語彙数は4,000〜5,000語といわれています。これだけ膨大な英単語を覚えるには「でる単」や「キクタン」などの単語帳を使って勉強するのが効率的でしょう。

たいていの単語帳は頻出の順に掲載されているので、先頭から覚えていくことで勉強の効果を感じながら学習が進められるようになっているのでオススメです!

リスニングはできるだけ早くスタートしよう

英単語と同じように効果が出るまでに時間がかかるのがリスニングです。リスニングもできるだけ早く着手したほうがよいでしょう。

英検2級のリスニング問題は、計30問出題されるのですが、リスニングの質問の音声は1回しか流れません。流れた音声(英文)の中に知らない単語があったり、聞き取れなかったりすると得点することが難しくなるので注意が必要です。

そして、リスニングでよくあることなのですが、文字で読むと簡単に訳せるような文章であっても、文字を見ずに耳だけで聞くと訳せない・・・ということが起こります。

これは、リエゾン、リダクション、フラッピング、といわれる現象が起こってしまうからです。

ここでは、リエゾン、リダクション、フラッピングについては詳しく説明しませんが、例えば、ビートルズの楽曲に「Let It Be」という曲がありますが、英語では「レット・イット・ビー」とは読まれず、「レッティビー」という発音になりますよね。

このように単語と単語の間の音が省略されることがあるので、その発音を聞いたことがないと、もとの単語を想像することができないのです。

このような発音に慣れるには少なくても1〜2ヶ月程度の時間がかかるので、リスニングもできるだけ早くから着手すべきなのです。

英単語とリスニングは平行して勉強しよう

英単語とリスニングの2つをそれぞれ勉強するのは大変だなぁ、と思っている人に朗報があります!実はこの2つは同時に勉強することができるのです。

先ほど英単語は単語帳を使って勉強するのがよいと書きましたが、近ごろの単語帳は英単語だけではなく文章(センテンス)も一緒に学べるものが多いです。そしてCDやスマホで聴ける音声データがあたり前のように付属されています。

音声データを流しながら、センテンスを音読しながら英単語を覚えることで単語だけではなくリスニングにも非常に効果があります。

うちの子も「キクタン」を使って毎日発音しながら英単語を暗記しました。さらにセンテンスも音声データを流した後にその文章を何も見ずに真似して声に出す「シャドーイング」をして、リスニング力も同時に鍛えました。

さらにいうと、「文単」や「速単」などの参考書は長文と単語がセットになった教材なので、これを使うと「単語」と「長文」と「リスニング」の3つの対策が一冊でできてしまいます。一石三鳥ですね!

単語帳を購入する際は

①単語だけではなく英文もセットで学べるものを選ぶ
②音声データが付属されているものを選ぶ

この2つがポイントです。これを意識して単語帳を選ぶようにしましょう。

ライティングは学校の先生に添削してもらおう

ライティングは英単語やリスニングと比べると短期間で対策できるので、試験まで残り1ヶ月を切ったあたりから勉強をはじめるといいでしょう。

なぜ短期間で対策できるかというと、たった1問しか出題されないにもかかわらず問題形式が毎回同じで決まっているからです。型どおりの文章構成で便利フレーズをうまく利用するだけでも高得点が狙えてしまうのです。

文章構成や便利フレーズについては、無料のYouTube動画(英検対策の動画)などもたくさん出ているので、ぜひ検索してみてください!それを実践するだけで高得点が取れると思います。

しかし、ライティングの勉強にはちょっと厄介な点があります。

それは答えが1つではないということです。もちろん、過去問や問題集には模範解答はついていますが、必ずしも模範解答どおりでなくてもよいですよね。(あたり前ですが。)

家族の中に英語が得意な人がいて英作文の添削をしてくれればよいですが、なかなかそういう環境にいる人は少ないと思います。

そのような場合は、添削を学校の先生にお願いするのがよいでしょう。我が家でも、家族の中に英語ができる人はいなかったので、うちの子の学校の英語教師に添削をお願いしました。

学校の先生にお願いする際は、

①事前に相談しておく
メールができる環境があれば事前にメールでご相談するのがよいと思います。

②一冊のノートに問題と答えを記入する
ノートの左ページに問題のコピーを貼り付けて、右ページに英作文を書くと管理がしやすく、先生ともスムーズにやり取りができると思います。

もし、このような環境にない場合は、英作文の添削をスポットで依頼できるサービスもあるので、ネットで検索してみてはいかがでしょうか。お金はかかりますが、プロに見てもらえるのでよいアドバイスも期待できます。

はじめにも書きましたが、ライティングの勉強をはじめる目安は単語力が身についてきた頃がよいので、試験日の1ヶ月前くらいから開始するとよいと思います。短期集中で、過去問を繰り返し解くことをおすすめします。

試験当日まで毎週かならず過去問を解こう

最初にも書きましたが、過去問を解くことで現在地点がわかります。勉強をスタートしたら、常に現在地点を確認するために毎週かならず過去問を1回分解いて、現在地点を確認するようにしてください。

過去問を解く際のポイントは、勉強開始直後の前半と試験間近の後半では異なります。

【前半のポイント】
①本番と同様、キッチリと110分(筆記85分+リスニング25分)を計って問題を解く

英作文は省いてOK
③間違った問題の解説は読まなくてもよい(答え合わせに留めて現在地点の確認を重視する)

時間配分を考えると、英作文:25分、その他の筆記:60分、の合計85分となるので、英作文をやらない場合は本来は60分とすべきなのですが、はじめの1ヶ月間はスピードよりも理解度を重視した方がよいので英作文を除いて85分でよいと思います。

【後半のポイント】
①本番と同様、キッチリと110分(筆記85分+リスニング25分)を計って問題を解く
②英作文も時間内に実施する
③間違った問題の解説もしっかり読む

試験間近になったら、過去問を解いた後は間違ったところの解説をしっかり読み、なぜ間違ったのかを確認しましょう。また、過去問の問題集には英作文の模範解答も掲載されているので、どのような英作文か確認することをおすすめします。

英検は配点の詳細が公表されていないので、単純に問題数に対して何問が正解していたかを計算して、正当比率(何割とれてるか)を出してみてください。

70日前から開始して、毎週1回過去問を解けば試験当日までに10回分の過去問を解くことができます。必ず毎週解くようにして自分の実力を確認しましょう。

ちなみに、旺文社英検書から発売されている「英検2級 過去6回全問題集」には6回分の過去問が掲載されていますが直近3回分は入っていません。問題集に掲載されていない直近3回分は英検の公式ホームページから無料でダウンロードできます。

問題集の6回分と公式ホームページの3回分をあわせて合計9回までは毎回違う問題で解くことができます。最後の1回だけは解いたことのある問題になりますが、それでもよいので10回解きましょう。毎週1回解くことで、自身がレベルアップできているか確認ができるし、試験に慣れることにもつながります。

やってみれるとわかりますが、110分間集中して問題を解くのはとても大変です。きっとはじめのうちは、ほとんど解けないし、時間もかかるので、とてもツライ時間になると思います。

これを10週間つづけると、最後のほうは試験のパターンが見えて実力もついてくるので、集中力も途切れず継続してスピード感をもって解くことができるようになります。

大変だと思いますが、頑張って週1回は必ず過去問と格闘してみてください。土曜日か日曜日に解くのがおすすめです。時間は朝イチか日中帯に実施するのがよいでしょう。

おすすめのYouTube動画

ここでは、うちの子が英検2級の勉強をはじめた際に見ていた参考になったYouTube動画をご紹介します!

これらのYouTube動画で解説している方法で70日間毎日かかさず勉強すれば必ず2級に合格できると思います。ぜひ皆さんも参考にしてみてください。

さむらい英語塾 / 英検対策チャンネル

さむらい英語塾 / 英検対策チャンネル
はじめて英検を受ける人のために対策動画を出しています。各級の出題傾向、大問ごとの勉強法、ライティング対策などの動画をアップしています。 対象:英検5級, 4級, 3級, 準2級, 2級, 準1級 英検に強いオンラインスクール「さむらい英語塾」では、初回500円のワンコインコーチングをはじめ、4技能別マンツーマンレッス...

まずご紹介するのは、「さむらい英語塾 / 英検対策チャンネル」です。

このチャンネルは、英検2級に合格したい人は必ず見てください!と強くおすすめしたいチャンネルの1つです。

うちの子がたった2ヶ月間で英検2級に一発合格できたのは、このチャンネルで教えてもらったとおりに勉強したからです。本当にお世話になりました!!

ざわ先生こと宮澤直輝先生によるゆる〜いトークで、英検2級がどのような問題構成になっていて、どのような対策をすれば合格できるかについて非常にわかりやすく解説してくれています。

英検2級合格までの道のりを、ざわ先生が明確に指し示してくれるので、ぜひ、みなさんにもこの動画を見ていただき英検2級に受かって欲しいです。

マッキー英語(東大卒英語コーチ 川崎真希)

マッキー英語(東大卒英語コーチ 川崎真希)
【動画セミナー付】最短最速で英語をマスターする10日間メール講座 楽しく英語が身に付く♪英語学習ノウハウ満載の英語コーチングブログ(HP) 英語コーチングの体験セッションをご希望の方はこちら こんにちは。 英語コーチマッキーのチャンネルにご訪問くださり、ありがとうございます。 私は、短期間で「英語力を身に...

次におすすめするのは、「マッキー英語(東大卒英語コーチ 川崎真希)」チャンネルです。

マッキー英語は、英検2級で出題される問題の傾向パターンを1つ1つ丁寧に解説し、各問題ごとの対策について教えてくれるチャンネルです。

特に参考になったのは、長文問題の解説動画です。出題パターンの解説だけではなく、それぞれの解答にかけてよい時間配分についても詳しく説明してくれます。

本番当日にどういった流れで問題を解くべきか、効率的に問題を解くにはどうしたらよいかについて、具体的な対策を惜しみなく解説しているのが特徴です。出題パターンを完全に把握しているため、マッキー先生のアドバイスはきっと参考になると思います。

この動画を何度も繰り返し見ることで出題パターンとその対策方法をしっかりと身に付けて、ぜひ合格の切符を手に入れてほしいです。

ゆかりんカレッジ

ゆかりん英語チャンネル
Hi everyone! みなさんはじめまして。高木友夏里です。 (ゆかりんって呼んでください) 留学失敗と成功どちらも経験して 英語を話すにはマインドを磨かなきゃいけないと気づき、 考え方を変えて英語が話せるようになりました。 このチャンネルでは英語の技術ではなく、 不完全な英語でも自信を持って英語を話せる マイ...

続いてご紹介するのは「ゆかりんカレッジ」チャンネルです。ゆかりんカレッジ動画は、英検2級の面接対策として強くおすすめしたい動画の1つです。

面接は二次試験となるので、勉強を開始するのは一次試験である筆記試験が合格してからで大丈夫です。

一次試験の合格を突破したら、まずこのゆかりんカレッジ動画を見ていただきたいです。特に下記の「【2級】超カンタン!英検2次試験に合格する方法」は神動画と言っても過言ではないです。

うちの子もこの動画を見て、一次試験合格した翌日から毎日面接対策を繰り返し行ったおかげで二次試験も一発合格できました。

面接も筆記試験同様、対策さえしてしまえば怖くありません!この動画がそのことを教えてくれます。

面接は絶対に受かりそうもない・・・と思った人!一度このゆかりん先生の動画を見てください。きっとやれば受かるかも!?と思えるハズです。

Lala英語塾

Lala英語塾
こんにちは、Lalaです。 グローバルな環境で育ち、異文化理解の大切さ、英語ができることで、人生の幅が広がることを実感してきました。 実際に海外で英語を使うとなったときに英検の勉強がとても役立ったと私自身の経験から思いますので、英検を題材にして英語学習方法を発信しています。 合格のために必要な知識や対策方法を中心にまと...

最後におすすめするのは、「Lala英語塾」チャンネルです。Lala英語塾も英検に特化した解説動画をアップしているチャンネルです。

Lala先生による軽快な解説によるスタディー動画なのですが、うちの子の場合は特に面接対策として利用させていただきました。

Lala英語塾の面接対策動画は、各パートごとに動画が別れており1時間目、2時間目・・・と授業を受けているような感覚で見れて、1つ1つ丁寧に解説してくれる点がおすすめです。

動画の中に大切な内容がたくさん入っているので、授業に臨むときの姿勢でメモを取りながら見ると良いと思います。

以上、4つのYouTubeチャンネルをご紹介しましたが、なんと言ってもこれらすべてが無料ということが嬉しい限りです。ぜひ、みなさんも紹介した動画を見て合格を手に入れてください。

おすすめの参考書

改訂版 キクタン英検2級

単語帳はたくさんの種類が出ているので、どれを選んだらよいか迷うと思います。正直なところ、有名な単語帳であればどれを選択しても合否には大きく左右しないと思います。

重要なのは自分にあっているかどうかです。うちの子の場合は、”聴いて覚える”という触れ込みに惹かれて「キクタン」にしました。

長文対策も一緒にやりたければ「文単」や「速単」を選択するのがよいでしょう。「文単」も「速単」も音声データが付属されているのでリスニング対策にも使えます。

ちなみに、キクタンはスマホ用アプリも出ているので、スマホで勉強したい人はキクタンが良いかもしれないですね。

2022年度版 英検2級 過去6回全問題集 (旺文社英検書) 

過去問は、教学社編集部から出版されているいわゆる「赤本」といわれるものが有名です。

しかし、我が家では旺文社英検書の「英検2級 過去6回全問題集」を購入しました。

理由は、赤本よりも「英検2級 過去6回全問題集」の方が扱いやすいと思ったらからです。赤本は過去9回分が収録されているのですが、サイズの割にページ数が多いせいか扱いづらい印象があります。「英検2級 過去6回全問題集」は、解答ページを本から外すことができる作りになっていたので、非常に使いやすくて重宝しました。

これも結局のところ好みの問題です。たくさん収録されいていることに重きを置くか、扱いやすさに重きを置くかで変わってくると思います。

自身が重視したい点が何か?を明らかにしてどちらにするかを選択するのが良いでしょう。

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